植物生理学、細胞学、藻類学、環境適応生理学、植物形態解剖学

藻類を対象にした細胞生物学、形態学、生理学。細胞レベルから個体レベルまでを対象に、細胞分裂、傷害ストレス応答、形態形成、バクテリアとの相互作用に関する研究を行います。

（１） 海藻の傷害応答機構（傷を受けた組織はどのように治癒・再生するのか？）
（２） 海藻の形態形成における植物ホルモンの役割（生き物の形はどうやって決まるのか？）
（３） 海藻の形質転換法の確立（自分の創造性で世界を驚かすチャンスです）
（４） 細胞内共生で獲得された細胞小器官の分裂制御（４重に包まれた葉緑体の分裂は誰がコントロールしているのか？）
（５） 海藻の分布と温度（どうして北海道と沖縄で同じ種が生きられるのか？）
（６） 沖縄の海藻分布と季節消長（月に２回はフィールドで海藻採集をします）

マニアックな人。サンゴやマングローブ人気の影でこっそり楽しく海藻研究ができる人。試行錯誤が好きで、我慢強い人が向いていると思います。