お知らせ」カテゴリーアーカイブ

3月16日に、中期計画達成プロジェクト経費「島嶼環境の生物多様性:創出・維持・遷移」の活動の一環として招聘しました、Hungarian Natural History Museum (ハンガリー自然史博物館)館長のZoltán Korsós博士の講演会を行いました。Korsós博士のご専門はヤスデ類の分類で、琉球列島の50以上の島を回られて採集された膨大なサンプルに基づく、ヤスデ類の多様性に関するお話をしていただきました。ただ、まだまだ情報が足りない島も多く、調査が必要だということも指摘されていました。それとともにご自身の博物館のご紹介もしていただきました。単なる「紹介」に留まらず、運営上の問題や活動の工夫など突っ込んだお話もしていただきました。夕方の16時からという遅い時間にもかかわらず、教員、学生の多くの方が参加され、ヤスデの話から博物館のあり方まで多様な議論がなされました。

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東京・品川で開催される「海のサイエンスカフェ」で,生物系・栗原晴子助教が話題提供します。
皆様のご参加をお待ちしております。

第17回 海のサイエンスカフェ
日時: 2016年3月19日(土)10:00 ~ 12:00
場所: TULLY’S COFFEE (タリーズコーヒー) 品川インターシティ店(詳細は下記URLをご参照下さい)
タイトル: 「海の酸性化と生物 ~未来の海を考える~」
話題提供: 栗原晴子(琉球大学理学部生物系)
進行: 川合美千代さん(東京海洋大学)
http://jos-edu.com/SciCafe/20160319-1.html

ScienceCafe17Kuriharaポスター案.pptx

生物系,教育学部,熱帯生物圏研究センター,風樹館(琉球大学博物館)の教員が参加する平成27年度琉球大学中期計画達成プロジェクト「島嶼環境の生物多様性:創出・維持・遷移」では,コルソス・ゾルタン博士(ハンガリー自然史博物館館長)をお招きして,特別講演を開催します(参加無料)。ぜひご参加下さい。

講演者:
Dr. Zoltán Korsós(General Director, Hungarian Natural History Museum)

演題:
「ハンガリー自然史博物館の紹介(Introduction to the Hungarian Natural History Museum)」
  および
「琉球列島産ヤスデ類の分類学的研究(Taxonomic Studies on Millipedes in the Ryukyu Archipelago)」

日時:3月16日(水曜日)16:00〜17:30
場所:理系複合棟 202 室

お問い合わせは
熱帯生物圏研究センター 戸田 守(gekko[at]lab.u-ryukyu.ac.jp)
まで。

アメリカの大学をはじめ世界中で広く使用されている著名な教科書 Developmental Biology (10th Edition, 2014) (翻訳版『ギルバート発生生物学』) および Ecological Developmental Biology (2nd Edition, 2015)(翻訳版『生態進化発生学』)に大瀧研究室の二つの論文(下記参照)が引用されました。環境によるチョウの翅の色模様変化が遺伝的に同化されうることを示した本学での研究が、自然環境における遺伝的同化の決定的な例として紹介されています。

Hiyama A, Taira W, Otaki JM (2012) Color-pattern evolution in response to environmental stress in butterflies. Frontiers in Genetics 3: 15.

Otaki JM, Hiyama A, Iwata M, Kudo T (2010) Phenotypic plasticity in the range-margin population of the lycaenid butterfly Zizeeria maha. BMC Evolutionary Biology 10: 252.

日高道雄教授の退職にあたり,以下の通り最終講義を開催いたします.
多数の皆様の御来聴を心よりお待ちしております.

2016年3月4日(金)14:40 〜 16:00
理系複合棟 102号室

演題「サンゴの生物学事始め」

お問い合わせは
中村 宗一(nsoichi[at]sci.u-ryukyu.ac.jp)
まで。

沖縄県の県魚「グルクン」(タカサゴ)が,その近縁種と雑種を形成することを明らかにした賀数大吾さん(理工学研究科M2,生物系・今井秀行研究室)らの研究成果が,琉球新報で紹介されました。

詳しくは,下の記事(琉球新報社より許可を得て掲載)を御覧ください。

平成28年2月13日朝刊 5面(琉球新報社提供)

生物系4年次の川端潮音さんの卒業研究テーマの対象となっている、サンゴを専食することで知られるシロレイシガイダマシ属 Drupella spp. について、RBCで放送されている沖縄のサンゴの保全に関するテレビ番組「南の島のミスワリン」の取材がありました。取材では、ミスワリン(石川梢さん)からの質問に対して、川端さんが卒業研究で行ってきた調査の紹介、石西礁湖や沖縄島周辺での分布の特徴やこれまでの被害状況、詳しい生態などについて、対談形式で紹介しました。地上波放送は2月27日(土)ですが、オンエアーを見逃した際は、後日番組HPにてアップされるそうですので、そちらをご覧下さい。

ミスワリン(石川梢さん)と川端潮音さん(生物系4年次)の対談の様子

生物系が中心となって進めている
日本学術振興会(JSPS)頭脳循環を加速する戦略的国際研究ネットワーク推進プログラム
「海洋生物多様性の進化生態学的形成プロセスと保全に関する国際共同研究」

の第3回研究公開講演(英語による講演)が開催されます。

ふるってご参加ください。

日時:2月2日(火曜日)16:30〜17:30
場所:理学部棟528室

講演者:
Dr. Sandie DEGNAN (University of Queensland)
Genomic crosstalk between animals & microbes: squeezing insights out of sponges

お問い合わせは
James Davis Reimer(jreimer[at]sci.u-ryukyu.ac.jp)
まで。

第4回千原キャンパス生物写真コンテスト」の審査が終了しました。このコンテストは、琉球大学千原キャンパスで見られる生き物を対象にした、生物系の学生による生物写真コンクールです。今回は12名の学生から24作品の応募がありました。これらの中から、最優秀賞1点、優秀賞6点、入選11点が選出されました。これらの入賞18作品を理427室前の特設掲示板に展示してありますので、みなさん是非一度御覧ください。

琉大キャンパス Biodiversity マラソン実行委員会

 

 

JSPS外国人招聘研究者として本年7月から半年間、須田研で研究されてきた Stuart D. Sym 博士(School of Animal, Plant & Environmental Sciences, University of the Witwatersrand, South Africa)のセミナーを開催します。ぜひご参加下さい。

日時:12月21日(月曜日)13:00〜14:20(3限)
場所:理学部棟 528講義室

お問い合わせは
須田 彰一郎(sudas[at]sci.u-ryukyu.ac.jp)
まで。

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