お知らせ」カテゴリーアーカイブ

生物系の土屋誠教授が編集した自然観察ガイドブック「美ら(ちゅら)島の生物ウォッチング100」が発刊されました.

家の中や庭先の身近な生き物から,川,林,海岸の生き物まで,沖縄のさまざまな生物と「友だち」になるための楽しい手引きです.

ぜひご一読ください.

土屋誠*(編著)
伊澤雅子*,太田英利,佐々木健志,鹿谷法一,鹿谷麻夕,傳田哲郎*,宮城康一,横田昌嗣*(著)
「美ら島の生物ウォッチング100」
東海大学出版会
全252ページ
[ * は生物系の教員です]

ISBN:978-4-486-02009-7
定価:2,800円(税抜)

沖縄工業高等専門学校(磯村 尚子 助教)と琉球大学理学部生物系(竹内 悠記 研究員、山内 千裕 大学院生、竹村 明洋 教授)のグループは、神経伝達物質として知られるドーパミンが、沖縄に生息するサンゴの一種であり、満月付近で一斉産卵を行うウスエダミドリイシ(Acropora tenuis)の産卵を抑制することを発見しました。この発見から、サンゴの産卵を制御する仕組みの一部が世界で初めて明らかとなりました。

本研究成果は、Nature 姉妹誌 Scientific Reports に掲載されました。

以下のサイトで論文要旨(英語)が読めます。
http://www.nature.com/srep/2013/130912/srep02649/full/srep02649.html
また、ここから論文全文(英語)にアクセスできます。

日本語での詳しい解説は こちら(PDF) です。

 理学部海洋自然科学科生物系4年次の福岡達樹さんが、台湾基隆市で開催された国際会議(9th International Conference on the Marine Biodiversity and Environmental Fisheries Science of the East China Sea:第9回東シナ海の海洋生物多様性と環境水産科学に関する国際会議)においてベストポスター賞を受賞しました。100件近いポスター発表の中で、5件のベストポスター賞が選ばれました。学部生でベストポスター賞を受賞したのは福岡さんだけでした。

 福岡さんの研究は、沖縄沿岸サンゴ礁に生息しているルリスズメダイの繁殖適正水深が光と水圧によって決定されていることを、フィールド調査やホルモン測定などで調べたものであり、魚類の繁殖特性を環境受容から明らかにしたことが高く評価されました。卒業研究として取り組んでいる内容ですが、短期間で多くの研究成果を出したことは、福岡さんの研究に対する真摯な態度と熱意が結実したものであると思われます。
 
 なお、この国際会議は、東シナ海を取り囲む琉球大学、長崎大学、済州大学(韓国)、上海海洋大学(中国)、台湾海洋大学(台湾)の間の共同研究に関する覚え書きに基づき、1997年から2年に一度各大学持ち回りで行われているものです。各大学の研究者と学生が東シナ海における海洋学と水産学に関する最新の研究成果を発表し、研究情報を共有しつつ、互恵の海として将来にわたり継続的な国際協力関係を構築することを目的としています。9回目となる今回の会議は基隆市(台湾)で開催されました。次回は、2015年に済州市(韓国)で開催されます。

授賞式の様子

琉大からの参加者

八木 孝司 先生(大阪府立大学大学院・理学系研究科生物科学専攻・教授)を講師にお招きして、
公開講演会「アゲハチョウが辿った道 ―変異を調べて『過去を知る』―」を開催します。

ふるってご参加ください。

日時:9月27日(金曜日)14:40〜16:10(4限)
場所:理系複合棟202室

なお、本講演会は、
生命機能学特殊講義D(海生468)「放射線生物学」(1単位)
[9月26日(木)〜27日(金)(初日の講義開始は 10:20〜)、複合棟202室]
の講義の一部として行なわれます。

現在、生物系事務室(理学部棟531室)にて
同講義の受講受付をおこなっています(9月18日まで)。
(公開講演会のみの出席は登録不要です)

お問い合わせは
大瀧 丈二(otaki [at] sci.u-ryukyu.ac.jp)
まで。

集中講義「放射線生物学」(海生468 生命機能学特殊講義D)の開講が延期されました。

新しい受講案内を下に掲載します。

これまでに登録していた人も再登録が必要ですのでご注意ください。
また,これまでに登録していなかった人も新規に登録できます。

———————————-
八木 孝司 先生(大阪府立大学大学院・理学系研究科生物科学専攻・教授)を講師にお招きして、
集中講義「放射線生物学」(海生468 生命機能学特殊講義D, 1単位)を開講します。

講義日:9月26日(木曜日),27日(金曜日)
場 所:理系複合棟202室

現在、生物系事務室(理学部棟531室)にて
同講義の受講受付をおこなっています(9月18日まで)。

お問い合わせは
大瀧 丈二(otaki [at] sci.u-ryukyu.ac.jp)
まで。
———————————-

大学院理工学研究科生物系の2013年度博士論文発表会・修士論文発表会(最終試験;9月修了予定者)が下記の日程で開催されます。

いずれも公開の発表会ですので、学部生の皆さんもぜひご参加ください。

時間・場所・演題につきましては、下のポスターでお確かめください。

博士論文発表会 8月9日(金曜日)
修士論文発表会 8月16日(金曜日)

去る2013年7月20日(土曜日)、琉球大学オープンキャンパス・理学部体験ツアーが開催されました。
生物系の3つのイベント、在学生との懇談会にも、多くの方にご来場いただきました。
心より感謝申し上げます。

沖縄の野生植物の進化を探る(横田 昌嗣)

文献調査も重要な研究の一部です

ガス生物学―見えないけど大事な気体成分―(山崎 秀雄)

右奥に何か見えますが…

生物系の研究テーマは多彩です

沖縄の市場から魚の生活史を覗いてみよう(立原 一憲)

寿司屋風に展示

サカナがいっぱい

在学生との懇談会

琉大キャンパス Biodiversity マラソン
「第1回千原キャンパス生物写真コンテスト」のお知らせ

海洋自然科学科生物系では、琉球大学千原キャンパスで見られる生き物を対象に、生物系の学生による生物写真コンクールを実施します。
学部生の皆さんの積極的な参加を期待しています。詳しいことはポスターか、理528室前に設置している応募要項で確認してください。

琉大キャンパス Biodiversity マラソン実行委員会

応募要項(PDF)

1、2年次の皆さんへ

生物系では「生物塾」という企画を毎年行っています。これは1、2年生の人たちが4年生や院生と一緒に「研究」をやってみるというものです。
4年生や院生たちから一緒にやりたいプロジェクトのテーマを提案してもらいます。その一覧表を7月29日から生物事務室(理学部棟5階531室)で配布します。それを見て、参加したいプロジェクトを選んで応募して下さい。参加できるプロジェクトは一つですが、人数によって調整が必要となる場合もありますので、第二希望がある人はそれも書いて下さい。
募集期間が短くて申し訳ありませんが、夏休みにやりたい人も多いと思いますので、8月5日締め切りとします。生物事務室に提出して下さい。
実際にいつやるかはプロジェクトのリーダー(4年、院生)と相談して進めてもらいます。

このテーマがおもしろそうだからやってみたいというだけでなく、研究というのはどうやってやるのか、4年生や院生たちがどういう生活をしているのか、研究室というのはどういうものなのか、などが知りたいとか、いろいろな興味があると思います。ぜひ積極的に参加して下さい。

生物塾担当 伊澤・傳田

2013年7月20日(土曜日)琉球大学オープンキャンパスが開催されます。

また,オープンキャンパス内の企画として理学部体験ツアーが開催されます。

生物系の体験ツアーでは,横田,山崎,立原の3教員が展示などを企画しています。

また,生物系在学生との懇談会も実施します。

進学後の学生生活全般についての情報とアドバイスを聞くことができますので、
どのようなことでもお気軽にご相談ください。

詳しくは下記リンクを御参照ください。ご来場をお待ちしております。

オープンキャンパス日程など
http://www.u-ryukyu.ac.jp/admission/h25_open_campus.html

カテゴリー
これまでの記事
  • 入試情報
    • 琉球大学へのアクセス
    • キャンパスマップ