お知らせ」カテゴリーアーカイブ

海生446 生物学特殊講義B (1単位)を下記のスケジュールにて実施します。
講義の履修は4月15日のガイダンスにて受け付けます。

事前アンケート用フォーム(下のQRコードと同一です)

2024年度生物学特殊講義Bポスター最終版

生物系1年次の杉岡薫乃さんが世界展開力強化事業インターアイランド・サステナビリティ教育プログラムのアメリカ合衆国(ハワイ)短期派遣研修に参加しました。

杉岡さんからのコメントは以下のとおりです。
世界展開力強化事業 インターアイランド・サステナビリティ教育プログラムのアメリカ合衆国(ハワイ)短期派遣研修に参加しました。
島嶼地域である沖縄・ハワイ・台湾の3地域の大学が連携し持続可能な社会に向けて様々な事業を行うこのプログラムで、学内から5名のうちに1人に選抜していただきました。
プログラムのキックオフ・シンポジウムと連携大学における琉球大学のプロモーションにおいて、プロジェクト概要・学部の説明・自身が関心のあるトピックについて英語で発表を行いました。
10日間の滞在中は、伝統的な文化や言語を学ぶだけでなく、海や山などのフィールドにも出向き、伝統的な漁法や環境問題など幅広い分野について実地を通して学びました。
帰国した今、本派遣研修で得た学びを活かして、琉球大学の学生として持続可能な沖縄をつくるための事業を展開したいと考えています。

なお、来年度はオンラインで、再来年度は台湾で実施予定です。

 

ハワイ大学ヒロ校の天文学施設 ’IMILOA(イミロア)で開催されたキックオフ・シンポジウムの様子

キックオフ・シンポジウムにおいて、琉球弧の生物多様性について発表する様子

派遣された学生5名。全員、学年や専攻が異なりました。

カウアイ島のWAIPĀ(ワイパ)でハイキングと外来植物の駆除を行う様子

ハワイ島で訪れた、ハワイの伝統漁法「Fishpond」の設備修復ボランティアに参加する様子

カウアイ・コミュニティ・カレッジで、学生向けに琉球大学のプロモーションを行う様子

2024年2月28日(水)の13時より、蘇智慧博士による公開講演会、「イチジク属植物とイチジクコバチの共生と共進化」を行います。絶対送粉共生の例として有名なイチジク属植物とイチジクコバチの関係について、最新の話題を混えてお話し頂きます。多くの方々のご来聴をお待ちしています。

理工学研究科 海洋自然科学専攻 (生物系) の修士論文発表会 (最終試験) を下記の通り開催します。

第14回(令和5(2023)年度日本学術振興会育志賞において、琉球大学理工学研究科(海洋環境学専攻)を修了された小林大純さんが受賞決定となりました(理学部海洋自然科学科生物系を卒業)。対象者は、人文学、社会科学及び自然科学の全分野において、大学院における学業成績が優秀であり、豊かな人間性を備え、意欲的かつ主体的に勉学及び研究活動に取り組んでいる大学院博士後期課程学生とされています。

博士課程の研究テーマ
両側回遊性魚類における洞窟性種の進化機構の解明

育志賞および受賞の詳細については、下記URLをご参照ください。
https://www.jsps.go.jp/j-ikushi-prize/kettei.html

受賞に際し、小林さんから以下のコメントをいただきました。
「この度は日本魚類学会の推薦で日本学術振興会育志賞を受賞し,大変光栄に思っています.受賞のきっかけになった現在まで取り組んでいる洞窟魚の研究は,琉球大学理学部在学時代に思いついたものでした.本学部の自由で寛容な環境のもと,4年間のびのびとフィールドワークをできた経験が様々な研究の発想の源泉になっていると今でも自信を持って言えます.これまで支えていただいた全ての方と私の研究の原点である琉球大学に深く感謝します.」

海生456 進化生態学特殊講義B (1単位)『DNAで探る系統と進化』の登録を下記の通り受け付けます。

履修登録用フォーム(下のQRコードと同一です)
https://forms.gle/feaPeBszDCMggDck8

栗原晴子教授の研究課題が戦略的創造研究推進事業 (CREST) の研究領域「海洋とCO2の関係性解明から拓く海のポテンシャル」の課題として採択されました。

CO2増加に伴う沿岸生態系遷移リスク検知と予測の高度化
研究代表者:栗原 晴子(理学部教授)
研究概要:
現在国内黒潮続流域沿岸においてCO2増加に伴う海洋環境の急激な変化によって, 熱帯生物の局所絶滅や高緯度域への移入に伴う生物分布変化が引き起こされつつある。そこで本研究では, 気候変動による生物の分布変化に伴う生態系遷移を素早く検知すると共にその方向性を高精度に予測し, 生態系遷移による生態系サービスの変化に伴う社会的リスクを可視化することで, 人間社会の持続性と対応力の向上を実現させることを目的とする。
本研究は生理生態・分子生態・モデリング・社会適応の4グループから構成され, 自然科学および社会科学の研究者らが連携し, 主に4つの研究課題; 1. 気候変動環境シミュレータシステム(MESAS)の開発と環境生物応答の評価, 2. 環境RNAによるストレス検出技術の開発, 3. 沿岸生態系統合モデル開発と生態系遷移の予測, および 4. 生物分布変化の生態系サービスと社会へのインパクトと適応策を実践します。本研究プロジェクトは琉球大学, 東京大学, 東京工業大学および国立環境研究所の研究者らが携わっており, 本学からは理学部所属の久保田康裕教授, 小枝圭太助教, さらに熱帯生物圏研究センター所属の波利井佐紀准教授らと共に研究を推し進めていく予定である。

JSTプレスリリース:
https://www.jst.go.jp/kisoken/crest/application/2021/210921/210921.html
https://www.jst.go.jp/kisoken/crest/application/2021/210921/210921crest.pdf

【参考】
〇戦略的創造研究推進事業(CREST)について

CRESTは、我が国が直面する重要な課題の克服に向けて、独創的で国際的に高い水準の目的基礎研究を推進し、社会・経済の変革をもたらす科学技術イノベーションに大きく寄与する、新たな科学知識に基づく創造的で卓越した革新的技術のシーズ(新技術シーズ)を創出することを目的としています。そのために、研究総括が定めた研究領域運営方針の下、研究総括が選んだ、我が国のトップ研究者が率いる複数のベストチームが、チームに参加する若手研究者を育成しながら、研究を推進します。
CREST(プログラムの概要) https://www.jst.go.jp/kisoken/crest/about/index.html

〇研究領域について
[海洋カーボン] 海洋とCO2の関係性解明から拓く海のポテンシャル
戦略目標:海洋とCO2の関係性解明と機能利用
研究総括:伊藤 進一(東京大学 大気海洋研究所 教授)
概  要:
 本研究領域では、異分野融合アプローチによる、大気・陸域と海洋の炭素交換過程の解明、大気中CO2濃度増加への生態系を含む海洋の応答機能の解明を通じた海洋とCO2の関係の統合的理解と、海洋機能を最大限活用した気候変動対策のためのイノベーション創出を目指します。
CREST(研究領域の紹介) https://www.jst.go.jp/kisoken/crest/research_area/bunya2023-2.html

池田譲教授が 2023年12月24日午後11:30〜午前0:00に放映される NHK Eテレ「サイエンスZERO」(テーマはタコ)にゲスト出演します。

https://www.nhk.jp/p/zero/ts/XK5VKV7V98/episode/te/Q7KGLKG192/


撮影者 川島 菫

海生476 海洋生物生産学特殊講義B (1単位)『鯨類の音響観測と保全』の登録を下記の通り受け付けます。

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