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 2025年8月31日から9月6日までの7日間、国頭村与那の与那フィールドにおいて、中國文化大學(CCU)理学院生命科学系との国際合同実習を行いました。今回の実習は、“ハシカンボク(ノボタン科)における二型雄ずいの役割”がテーマです。琉球大学からは学部生8名、教員2名(傳田・小林)、ティーチングアシスタント5名(深野・田島・鶴田・花見・大賀)、CCUからは学生9名と教員3名(Liao先生・Chen先生・Tseng先生)、TA1名(Hsu君)が参加しました。また、琉球大学名誉教授の伊澤雅子先生も参加してくれました。

 

実習の様子は こちら(PDF)からご覧いただけます。

理工学研究科海洋環境学専攻の東哲平さん(小林峻研究室:博士後期課程2年次)が、2025年8月22日~25日に酪農学園大学(北海道)で開催された日本哺乳類学会2025年度大会において、優秀ポスター賞を受賞しました。本賞は、日本哺乳類学会大会において、優れた研究発表を行い、今後の研究の発展が期待される発表に授与される賞です。
演題:長期モニタリングからみたケナガネズミの樹洞利用パターン
演者:東哲平・小林峻
【発表内容】
琉球列島の固有種であるケナガネズミは木にできたウロである樹洞を利用します。本研究では、ケナガネズミは営巣する樹洞を毎年変えていること、主に冬に樹洞を利用すること、成獣と幼獣で利用する樹洞の特徴が異なること、営巣する樹洞は大きな木の高い場所に位置していることを明らかにしました。本研究は卒業研究から約5年間にわたり樹洞をモニタリングした成果です。

 

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